私が花に携わる仕事を始めてから11年。
そして長年の夢だった自分のお店「ユンヌ・フルール」を持って今年4年目になります。

10年と言ってもお花屋さんの業界ではまだまだひよっこ
花束やアレンジメント,鉢物や観葉植物の管理,
ガーデニングや庭造りなど、いろいろな分野があります。
毎年新しい品種も出てきますし、今まで学んできた事だけではなく新しい知識も
学んでいかなければなりません。

お店に来て頂くお客様の中には、私よりも長くお花と向き合ってきた方もいらっしゃいます。
そういったお客様からいろいろと教えてもらい知ることも正直言って多いのです。
まだまだ学ばなければならないことが沢山あると考えさせられます。

お花について書かれた本は沢山ありますよね。
読んでみると大抵は同じような事が書いてあります。
それが基本ですから本に書かれてることは概ね正しい事だと思います。
ですが読んだだけで得た知識はお客様へ伝わりにくいです。
やっぱり自分でお花を育ててみて、自分の経験として得た知識でないと
お客様には伝わりにくいのだと感じます。

よくお客様から“花に水は何日おきにあげるのか”と質問されます。
この質問、簡単なようで実は結構返答に困ります。

これは植物の種類,環境,置く場所や日当たり・風当たり,土の状態などで違ってくるものです。
基本的には『土が乾いたら水をたっぷりあげて下さい』と答えていますが...
これが正しい答えとは言えません。
乾燥に強いものであれば水のやり過ぎはかえって植物の命を縮めてしまいます。
時期によっては水が沢山必要になる植物もありますし、その逆もあります。

植物にとって一番いいのは自然に近い状態にしてあげることです。
暖かい地方の植物ならばお家の暖かい部屋に置いてあげる
乾燥した地方の植物ならば水の回数を減らすなど
少しでもその植物本来の状態にしてあげる事で植物は長く生きることが出来ます

それから人間でも動物でも同じですが、いつも気にかけて愛情を注いでいれば
物言わぬ植物といえど多少の変化も分かってくるものです。
今日はちょっと元気が無いな、もうすぐ花が咲きそうだな
前より少しずつ成長しているな~…と分かってきます。

スモークツリーの芽 スモークツリーの種
画像は2年前に植えたスモークツリー。
当時は元気が無く弱っていましたが一年で新しい葉を出すまでに回復。
しかし花は咲きませんでした。今年、ようやく枝も伸び花芽も出て元気に成長しています。
特別手はかけていませんが、毎日様子を見ていたので応えてくれたのだと思います。

植物なんて水あげてれば大丈夫!......なんてことはないのです。
その植物に適した日当たりや土、栄養が必要です。
ちょっとだけでも植物に手助けするだけで見違えるように元気になったりするんですよ。
葉にハリが出て瑞々しくなったり、今まで咲かなかった花が咲いたりするようになるんです。

人間もバランス良く栄養取らないと病気になるのと同じです。
植物に合った肥料は手軽に買えますから、与えてくださいね

人も植物も『愛情』を持って接することが大切なんですね。


関連記事

Facebookまとめ 2016年6月分

Facebookまとめ 2016年5月分

comment iconコメント ( 0 )

コメントの投稿